以前、意外といろいろ使える酸性トイレクリーナーという洗剤を紹介した記事にも写真を載せましたが、

私、ステンレス製の浴槽を変色させちゃいました。

写真 2016-11-11 11 59 19

こういうのを、「酸焼け」というらしいですが、要はつまり、ステンレスが腐食してしまったんですね・・

ちなみに酸性トイレクリーナーをかけてから、放置した時間は1時間程度です。

どのくらいの深さまで腐食してしまったのかわかりませんが、化学反応で物質自体が変化していますから、普通にスポンジで擦ったくらいでは元に戻りません。

ショックでした。。

もうこれは表面を削るしかないなと。

ステンレスは削っても大丈夫なのか?

ただ、不安なのは削った後です。

表面を削って変色した部分はきれいになったとしても、

削ったことでより一層サビやすくなってしまうとよくないですよね。

ということで、まずはステンレスの特性を調べました。

鉄にクロムが混ぜられると、クロムが酸素と結合してステンレスの表面にうすい酸化皮膜(不動態皮膜)ができます。この不動態皮膜はあらゆる媒体を遮断する、目に見えない緻密な保護膜なのです。また、ガラスのような非常に緻密で密着性の良い柔軟な構造をとっているため、地金のステンレスにうまくくっつき、均一で薄い化学的に安定した膜になっていると考えられています。その厚さは100万分の3mm程度と大変薄いため肉眼では見えませんが、非常に緻密で堅く簡単に破壊・侵食されることはありません。仮に何らかの原因によって破壊・侵食されることがあっても、その原因を除去しその部分のステンレス表面が直接空気中の酸素と触れるようにすれば、ステンレスに含まれるクロムが酸素と結合して皮膜を再生しますので、錆びにくいというわけです。

引用元:株式会社スチール | おしえてステンレス!!

つまり、ステンレスの表面を削った後、表面が酸素に触れることで、ちゃんと被膜が再生されて、再びさびにくくなる。

ってことで、これで安心して研磨することができるようになりました。

ステンレス製のお風呂を研磨する!

酸焼けした範囲が広く、手でゴシゴシやるのはしんどそうだったので、ちょっと道具を買いました。

研磨専用の道具(ポリッシャーというらしい)も検討したのですが、ちょっとお金がもったいないかなと思ったため、

結局は手持ちの電動ドライバーの先端に取り付けできる器具を購入してごまかすことにしました。

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↑こんな感じです。

電動ドライバの先に、最初は粗目のやすりを付けて大雑把に研磨した後、コンパウンドで仕上げ磨きを行います。

ま、とにかく無心で削る!削る!削る!

で、出来上がりはこんな感じです。

↓アフター

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↓ビフォーはこれ。

写真 2016-11-11 11 59 19

きれいになりました♪

今回購入した道具

今回の作業のために購入した道具紹介です。

まずはマジックパット。電動ドライバーの先につけて使いました。

マジックテープでいろんなものを取り付けることが可能です。

大きさは2種類ありますが、125mmが良いと思います。有名メーカー用のバフやサンドペーパーと相性が良さそうだからです。

で、これに取り付ける、スポンジやバフ、それから研磨剤を購入しました。

私が気に入ってよく使う研磨剤はジフです。レモンの香りがお気に入りです。

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