先日からこのブログでも書いてる2棟目の契約をしてきました。

今回の物件は、1棟目とは異なり不動産屋さんに仲介していただきますので、重要事項の説明を受けました。

重要事項説明については、事前に送ってもらうよう頼んでいたので、ゆっくりチェックすることができました。

その中で、1点だけ指摘があったのでこれについて書いておこうと思います。

不明点は購入前に明確にしておこう

重要事項説明書を確認するにあたって、記載された事項についての確認はもちろんですが、記載されていない事項の確認も行うべきです。

未記載の事項は、仲介業者さんの判断で問題ないと考えられている場合もあれば、単にチェック忘れの場合もありうるからです。

ですから、問題ないと判断したその根拠についても、できれば確認しておきたいところです。

もちろん、明らかなことをいちいち質問しても意味が無いので、気になったポイントや自分自身の今後の運用方針に関わるような、重要度の高いポイントについて確認するのが良いと思います。

重要事項説明のチェックポイント

ボロ戸建てについては、重要事項として以下のポイントをチェックするとよいと思います。

  • 権利関係(所有権か借地権か、抵当権は残ってないか)
  • 法律関係(現在の法令に適合しているか)
  • 建替えは可能か、建て替えに当たっての制約事項の内容はどうか?(再開発可否、都市計画、建蔽率、容積率、隣地斜線制限など)
  • 土地に余計なものが埋まってないか?(隣地への給排水管など)
  • 越境や隣地からの距離に問題は無いか
  • 契約解除、白紙撤回の条件(違約金、ローン特約、危険負担、仲介手数料の取り扱いなど)
  • 特に、ローン特約で契約を白紙にした時の、仲介手数料の取り扱いについては身近な問題ですね。

    「白紙」つまり、無かったことになることを確認したうえで、仲介手数料も無しにしてもらいましょう。

    重説に記載はないが、越境の可能性があった

    実はこの物件、重要事項の説明にはありませんでしたが、越境の可能性がありましたので、このような写真を撮って業者さんへ送りました。

    写真 2017-04-09 10 11 17

    分かりますかね。

    隣地との境界に建てられた塀の上のほうで、お互いの雨樋が重なっています。

    重なってるってことは、少なくともどちらかは境界を越えているということですよね。

    どちらかが越境しているのか、ひょっとしたら両者ともに越境しているのかもしれませんが(笑)

    相手側が越境してきているのでしたら、私としては特に問題ないのですが、念のため、売主さんの方で隣人との覚書を取ってもらうよう依頼しました。

    つまり、直さなくていいよね(将来、建替えるときは直そうね)、という書面を一筆書いてもらう感じです。

    こういうことは、言った言わないという状況になると後で困るので、書面でお願いしました。

    ま、ずいぶん古い建物ですから、ずっと特に問題なくこの状態でやってきたんだと思いますから、おそらく問題なく終息すると思います。

    今後について

    今回の物件は、諸経費含めて全額を住宅ローンで賄う予定ですので、書類が揃い次第ローンの申請を行います。(共有物件なので売主さん側の印鑑がまだ揃ってないんです)

    リフォームのことを考えると、早いうち(できればゴールデンウィーク前)に決済したいので、関係者(売主さん、仲介さん、金融機関)みんな急いでくれてます。

    間に合うかどうかは微妙ですし、現在の自宅を売却or賃貸の予定なので、もし間に合わなくても、結局ゴールデンウィークはリフォームなのですが・・

    また変化があったら紹介します。

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