賃貸用の物件ではありませんが、自宅の床をヘリンボーン柄へDIYしました。

古い家なのでシカタナイのでしょうが、既存の床が劣化して剥離してきたんです・・

↓こんな感じ

写真 2017-03-18 10 16 34

手順としては、既存の床の上に、コンパネを施工し、その上にさらにフロアタイルを貼る方法で行いました。

使ったのはサンゲツフロアタイルです。

私としては初めてのフロアタイル施工でしたので、紹介しようと思います。

ビフォーアフター

とりあえずビフォーアフターからです。

ビフォー
写真 2017-03-18 10 16 24 (1)

アフター
写真 2017-03-19 15 33 52

このヘリンボーン柄の1つ1つがそれぞれ1枚のフロアタイルなんです。

私も、妻も、このヘリンボーン柄が好きで気に入っているので、どうせやるなら挑戦しよう!となったのですが・・

おそらく、長方形のタイルを整列して並べるより、かなりタイヘン(おそらく2倍以上の時間がかかる)です。

もしこれが強みになるのであれば、賃貸物件でもやってみたいんですけどね~~

ヘリンボーンの床だからこっちに決めよう!ってなるのか?と言われると微妙な気もします。

どうなんでしょうね?

もし、賃貸物件で試した方がいらっしゃったら、情報お願いします!!^^

ヘリンボーン柄フロアタイル施工手順

下地作り コンパネのカットと仮置き

上の方にも書きましたが、既存の床自体が弱くなっていましたので、まず最初にコンパネを上張りするところから開始しました。

使用したコンパネは、住宅の構造用の合板(F☆☆☆☆のもの)です。

写真 2017-03-18 14 16 23

下地作り 根太の位置を確認して墨で印をつける

次は、墨を使って、根太の位置に目印をつけます。

根太(ねだ)っていうのは、既存床を支える、床下の柱みたいなものです。

この根太の位置を確認する作業、面倒ですけど必要な作業です。

コンパネを釘で固定するときに、根太の位置に打たないと意味が無いですからね・・

私は、↓こんな感じで、コンパネを敷く前に付箋で根太の位置に目印をつけ、その付箋を目安に墨を付けました。

写真 2017-03-18 14 47 47

下地作り コンパネをフローリング用の釘での固定

コンパネの仮置きが終わり、ちゃんと敷き詰められることを確認したら、

次は墨を目安に釘を打っていきます

写真 2017-03-18 16 14 32

使った釘は、フローリング用の抜けにくい釘を使いました。

釘と釘の間隔は、手のひらを広げたくらいの距離(20cmくらい)にしました。

フロアタイル貼り 部屋の真ん中に基準線を引く

コンパネを固定したら、次はいよいよフロアタイルに取り掛かります。

ただ・・注意点がありまして・・

家の壁って、意外と直線じゃなかったり、部屋の隅も90度じゃなかったりして、意外と歪んでいるので、

部屋の端っこから貼っていくとずれてずれてタイヘンみたいです。

なので、フロアタイルは部屋の中心から貼っていき壁際のあたりは壁のゆがみに合わせてフロアタイルをカットして対応するそうです。

てことで、まず部屋の真ん中に基準線を引きます。

両側の壁の中心点同士をつなぐと基準線になります

写真 2017-03-18 16 26 08

幸い、基準線は壁とほぼ垂直になりました。

ここからフロアタイルを貼っていきます。

フロアタイル貼り フロアタイルのカットと仮置き

と言っても、いきなりフロアタイルをボンドで貼り付けたりはしません。

まずはフロアタイルのカット&仮置きをして、ちゃんと収まることを確認してからです。

じゃないと、ボンドを塗った状態で壁際の調整を行うハメになりますしね・・

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ちなみに、フロアタイルはカッターナイフで簡単に切れました

あと、フロアタイルを45度に切るときは、折り紙を三角に折って45度の目安を作るとやりやすかったです。

↓わかりやすく説明してくれてるページがあったので、勝手にリンクを貼っておきますね。

クッションフロア、フロアタイル、タイルカーペットなど床材の施工方法 | 床材専門店 Floor Bazaar フロアバザール

もう一つ、やってみて分かったことですが・・

どんなに丁寧にやってるつもりでも、いつの間にか少しずつズレてしまい、ハマらない場合があります。無理やりハメようとすると、他のタイルまでずれちゃってメチャクチャになります・・泣)

こんな時は、無理をせずフロアタイルを切って大きさの調整をした方が良いです。

ただ、カッターナイフでは微妙な厚みのカットは難しく、何枚も切ってると時間もかかってイライラしてきますので、

微妙な調整にはカンナを使うのがお勧めです。

そして・・・

多少ずれてもカンナで削ればきれいにできる!

と分かれば気楽に作業できとても作業がはかどります!

フロアタイル貼り フロアタイルをボンドで固定(半分ずつ)

フロアタイルのカット&仮置きが終わったら、ボンドで貼り付けていきます。

仮置きしたフロアタイルを、部屋の半分だけ剥がし、半分ずつボンドで固定します。

ボンドは、床に塗ってから10分ほどのオープンタイムを取ると、粘着力が強くなります。

写真 2017-03-19 11 28 12

ただ、ここで一度、仮置きしたフロアタイルを剥がしてしまいますので、

再度貼り付けるときに、また微妙なズレが発生することが・・

もちろん、そんなときは無理せずカンナで削ってはめ込んじゃいます

仕上げ 最後にコーキングでごまかして完成

ボンドでフロアタイルを貼り終わったら、壁際やフロアタイル同士の隙間を同系色のコーキングで埋めて仕上げです。

↓カッターナイフで微妙な調整を試みて失敗したところも、コーキングで隠す!

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最初からカンナで削る技に気付いていたら、こんなことする必要もなかったんですけどね~^^

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↑完成!

なんと完成までに1日半かかりました!

完成したときの達成感はハンパないです^^

それから、一番時間がかかったのは、フロアタイルのカット&仮置き(10時間くらいやってました)でした。

ただ、カンナで削る技を最初から使ってたら、おそらく全部で10時間くらいで終わったかな・・

ヘリンボーン床づくりに使用した材料

最後に、今回使用した材料の紹介です。

まずはフロアタイルです。

この部屋(3m×4mの部屋)で、3箱(約360枚)使いました。

あとは、ボンドです。3m×4mの部屋で、3kgでちょうどよい(少し足りない?)感じでした。

他は手元に持っていた道具なので省略しますが、

ボンドを塗るためのくし目ゴテ、コンパネを切るための丸鋸、線を引くための墨ツボ、釘を打つために使ったトンカチ、定規やカッターマット、そしてカンナなどなど・・

他にも小道具をいくつか使ってます。

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