前回の記事にも書きましたが、本件はすでに融資申請を取り下げており、実際に融資を受けた内容ではありません。

ただ、担当の方がおっしゃるには、正式ではないが融資OKの方向だったらしいので、参考になるかも、ということで書いてます。

前回の記事では、金融公庫面談の日程調整と資料準備まで書きました。

今回は、面談でどんな話をしたか?について書こうと思います。

面談時の服装

まず面談の前に少しだけ迷ったのが、服装でしたが、無難なところでスーツを着て行くことにしました

DIY大家さんということで、普段着(作業着)でもいいかなとも思いましたが、もしも服装が気に入らなくて心証を悪くするともったいないので、無難なスーツを選びました。

面談では公庫担当者の方もスーツを着ておられましたので、正解だったと思います。

同じ日に面談されていた方で、慣れてそうな派手な方もいらっしゃいましたが、最初はやっぱりスーツで良かったと思います。

個室で担当者と二人きりで面談

約束の時間に訪問すると、担当者の方を呼んでくれます。

まずは名前とあいさつ程度の自己紹介をし、個室へ案内していただきました。

緊張の瞬間です^^

ちなみに、私自身はまだ大家さん名刺を作っていませんでしたが、特に問題はありませんでした。

ま、名刺よりももっと赤裸々な資料を提出してますしね~

準備資料の確認

まず最初は必要書類の確認から始まりました。

  • 半年分記帳がされた預金通帳(ネット銀行についてはホームページの取引明細のコピーでOK)
  • 今年の売り上げがわかる資料(私は仕訳帳を使いました)
  • 昨年の源泉徴収票
  • 住宅ローンや自動車ローンなどの借り入れ残高と返済計画がわかる資料
  • 所得税や固定資産税の領収書(銀行引き落としの場合は通帳)
  • 運転免許証など身分証明書

それぞれ提出しながら、説明も加えていきます。

「この通帳は住宅ローンの引き落としに使っています。これが毎月の支払額ですね」

「これは光熱費が落ちる通帳です。固定資産税もここから落ちてます。これです」

「この通帳は不動産賃貸業の通帳です。敷金礼金や家賃など、不動産賃貸業務に関するお金はこの通帳が主です」

「これは、ネットビジネス用の通帳です。取引先はGoogleや・・・・これが振り込まれたときの記録ですね」

「この通帳は、事業用というわけではありませんが貯蓄です。急に倒産とか突発的な災害とかあったときのために、生活費の半年分は口座に入れておくようにしています」

「これは保険金が振り込まれる通帳です。先日火災保険の申請をしたので振り込まれました」

「これが今年の取引明細です」

「これが納税の証明になる書類です」

担当者の誘導に従いつつ、必要な内容を補足しながら一通り説明すると、

「コピーを取らしていただいていいですか?」

と聞かれましたので、OKしました。

事業内容の説明

次に、事前に提出した事業計画を見ながら、事業の内容の話になりました。

担当者からの質問に従いつつ、以下のような話をしました。

基本的な方向性としては、

  • 事業として成り立つ見込みであること
  • リスクに関しても検討したうえでの計画であること

この貸す側が気にするであろう2点に注意しながら話しました。

今思えば、融資申請の取り下げの可能性の話はしなくてもよかったかもしれません。

ただ、私の話に嘘が無いことを示すという意味では、よかった可能性はありますが・・

動機と強みについて

  • 実はすでに不動産賃貸業を始めていて、入居者募集までうまくいったので事業拡大したいと考えている
  • 自分の事業の強みは、DIYによる低コストリフォーム、コストを抑えることにより家賃を地域の相場よりも低く設定できること(事前に用意したビフォーアフター写真を見せながら)
  • 創業の動機は、空き家問題や格差問題など、社会問題解決の一助となりつつ収益性も確保できそうだと思ったから

事業計画の確度について

  • 事業計画は、周辺の不動産屋さんへのヒアリング内容を基に辛めの数字で記載している。今後も市場調査は続けるので、もし状況が変われば融資申請の取り下げする場合もある

独りよがりの計画ではありませんよ、経験も積んでますよ、ということを示すのも良いと思います。

また、ここで1棟目の100万戸建の賃貸契約書を見せました。

担当者は家賃と契約期間をチェックして、

「賃貸契約書はコピーしてもよろしいですか?」

と聞かれました。一瞬迷いましたが、これについては断らせていただきました。

「賃貸契約書には入居者様のお名前など個人情報が含まれますのでちょっと・・」

担当者の方も納得されたようで、コピーはとらないことになりました。

ここでOKと答えたら、情報管理にルーズというリスクとしてとらえられていた可能性もありますが、たぶん今回については担当者さんのうっかり発言だと思います^^

ただ、意識として、ダメなものはダメと誠意をもって答えるべきだろうとは思います。

基本的に面談は、きっと事業主の人間性のチェックのために行われていると思いますので。

貸す側としては、人間性(誠実さ)と、事業性と、両方の判断がかかわってくると思います。

融資条件(金額、据え置き期間)について

  • 不動産の取得価格は交渉中のため、状況が悪くなれば融資申請を取り下げることもあり得る
  • 今回の物件だとリフォームの期間は3か月くらいの見込み。最初の物件ではリフォームに1年ほどかけたが、今回の物件は状態が良いのでそこまではかからない。ただ、古い家のため見えないところに問題がある可能性は残るため、リスク込みで1年以内で貸し出せると考えている

基本的に、創業時の融資では事業に対する経験は薄いのが普通だと思いますが、経験から導いた見解については、根拠とともに示すことで、経験をアピールするチャンスになると思います。

また、ここで、追加で用意した手持ち不動産物件の資料を見せました。

  • 無担保での融資申請にしているが、もし必要ならこの物件を担保に提供することも可能。ただ、古い物件なので時期が来たら売却する可能性も考えており、できれば無担保でお願いしたい

ここで担当者から一言、可能性を感じる言葉をいただきました。

「担保は無くても大丈夫だと思います」

今後の事業展開について

  • ネットビジネスはもともと不動産業の資金集めのために行っており、開業届を出した時にも不動産賃貸業については記載していた、今後は規模を縮小し、不動産賃貸業の方へシフトしていく予定

明確に話はしませんでしたが、後から考えると、不動産賃貸業で受けた融資を他の事業で使ったりしないということを確認されたのかもしれません。

面談終了後

こんな感じのやり取りをしつつ、終始なごやかな雰囲気で面談は進んでいきました。

一通り話し終わったところで、融資のタイミング(融資希望日)について話をして、

「間に合うよう手配を進めます」

との言葉をいただき、面談は終了しました。

ここで私から質問をしました。

もしこの物件の購入を見送る判断をした場合、すぐに別の物件の検討をすることになりますが、融資申請はまた最初から行わなければならないのですか?」

これに対しては、

「物件が変わると審査もやり直しになるのでまた融資申請からやる必要がある」

という回答でした。

ま、ダメもとで聞いてみたけど、そうでしょうね(笑)

その後、状況が変わったり疑問があったらまた電話するという話をして、私の初めての融資申請は終わりました。

既に書きましたが、この融資申請はすでに取り下げており、実際に融資を受けた話ではありません。

ただ、担当者のお話では融資可能の方向で進んでいたようですし、担当者と面識もできましたし、自分の事業を冷静に見直すきっかけにもなりました。

私としては次に向けて希望の持てる良い経験でした。

これから融資申請される方の参考となれば幸いです。

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