すっかりDIYリフォームブログとなってしまったこのブログですが、このブログは不動産投資ブログです。
以前別の記事(1棟目購入時にローンを組むべきか?)で書いたように、私は、不動産投資の最初の物件ではローンを組まないと決めていますが、2棟目以降はローンを組むことを含めて考えることになります。
ということで、たまにはリフォーム以外のことも書きたいと思います(^^)
今回は、ローンについてです。
亡くなっても保険が下りて物件が残ります!の罠
よく聞きますよね。
不動産投資でローンを組んでも、団信(団体信用生命保険)に入ることで、死亡してもローンは返済され、物件は残ります。つまり生命保険の代わりになります!
っていう趣旨の営業文句。。
これ、かなり危険な考え方だと思いませんか。
ご両親やご自身、近しい方が重病を患った方なら、実感としてわかると思いますが。。(私も家族の大病を見てきました)
言い方が適切ではないかもしれませんが、単刀直入に言いますと、人間ってなかなか死なないんですよね。
医療技術の発展ということも背景にありますが、今の時代、大きな病気になって体が動かない状態になったとしても、すぐに亡くなることはほとんどありませんね。
それこそひょっとしたら何十年も、病気と付き合いながら生きることになります。
三大疾病特約付きの団信もありますけど、あれって結局、高確率で亡くなる可能性が高い病気ですし。。
もし自分が、このような働けない状態になる可能性を考えると、ローンを生命保険代わりに!という考え方はかなり危険だと思います。
病気によって収入は減るが、ローンの返済は継続する
という状況に陥るからです。
私は、死んだ方がましだった・・なんてことになりたくないです。。
そんなこと言ってたら、ローンなんか組めないし、そうなると巨額の資金が必要な不動産投資なんてできないじゃないか!
と思わないでくださいね。
「生命保険の代わりに」という考え方を否定しているだけですから。
最悪の場合を想定しておく
じゃあどうすればよいのか?っていう話ですけど。。
結局は、
自分が大病を患って動けなくなっても問題ない状況を作り上げていくしかない
と思うんですよね。
いくつも方法はあると思いますが、一朝一夕ではできないようなことです。
- 万が一の場合もキャッシュフローがプラスになるようにする(収支を正しく把握してコントロールする)
- 万が一の場合は売却しやすい物件を選ぶ(選べるようによく調べ、よく学ぶ)
- 万が一の場合であっても、自分以外の誰かが回せるようにしておく(組織・チーム作り、チームメンバーにとって自分事にしておく)
抽象的ですが、一例として3つだけ挙げてみました。
念のために書きますけど、どれか1つやれば大丈夫っていう意味じゃないですよ。
自分の戦略と合わないもの以外は、すべて実行すべきと思ってます。
ただ、具体的にはどうすればいいの?ってのは、その人の好みや置かれた状況によって異なるので何とも言えませんけどね。
ま、言いたいのはつまり、最悪の場合を想定して、可能な限りあらかじめ準備しておきたいですよね!
っていうことで、頑張っていきましょー!(もちろん私も含めて)(^^)