1棟目物件のセルフリフォームでは、壁紙クロスの貼り替えもやってみたので紹介します。
もちろん壁紙の貼り替えは私にとっても初めての体験でしたので、いろいろ失敗もしましたが、
全部で7部屋も壁紙を貼り替えると、上手になるものです(^^)
↓ビフォーアフター
壁紙の貼り方の徹底解説動画と参考にしたサイト
いつものように、まずインターネットで壁紙の貼り替え方を調べました。
Youtubeに、とても詳しく教えてくれてる動画がありましたので、基本的にはこれを参考にしました。
壁紙の貼り方については、ほとんどこの動画で学びました。
1時間もありますが、それだけ詳しく教えてくれます。
特に柄物の壁紙クロスの模様合わせの方法や、隅の切り取り方などは教えてもらわないと分からないですから、本当に助かりました。
職人さんに聞いた壁紙クロス貼り替えのコツ
それから、内装屋さんにも相談して、いろいろアドバイスしていただきましたので、紹介しますね。
- 仕上がりは下地にかかっている。
- 下地の段差はパテで平らにしておくこと。光の当たった加減で壁紙の上から段差が見えてしまう。
- 特に目線より下の位置は、気付きやすいので丁寧に。
- 既存の壁紙をはがすときは、裏紙が残るようにはがすとパテが要らない
- 裏紙が浮いてしまうところはちゃんと剥がすこと。そしてパテを使って段差を無くすこと
- 裏紙が残せない場合はきれいにはがして、段差をパテで平らにすること
- 壁に空いた穴や、下地に打たれたネジや釘も、パテで平らにすること。
- 既存の壁紙をはがすときは、細かくはがさず、大きくゆっくりはがすと下地を傷めず時間も短くなる
- 既存の壁紙をはがすときは、壁と垂直に引っ張ると下地が傷みやすいので、できるだけ壁と平行に引っ張ること
- 厚めの壁紙を使うと、下地のでこぼこが目立ちにくい。
- (厚さってネットで買う時にわからないんだけど・・・に対して)機能性のある壁紙は薄いことが多い。低価格で無地の量産タイプの壁紙を選ぶとよい
- 壁紙をカットするためのカッターナイフは、できるだけ薄い刃のものを使うこと(0.2mmがお勧め)
- カッターナイフの刃は頻繁に折り、切れ味の良い状態を保つこと
- 壁紙を地ベラでカットする際は、カッターを壁から離さず、連続した切り口にするときれいに切れる
- ベニヤ板に壁紙を張るときは、灰汁がでにくいよう、糊を溶かす水を少なめにする
- 壁紙に糊を塗った後は、10分~30分程度のオープンタイム(放置時間)を取って壁紙に糊をなじませることで、壁紙がやわらかくなり破れにくくなる
壁紙はりかえ手順
それでは壁紙を貼りける手順を紹介します
既存の壁紙を剥がして下地を作る
まずは既存の壁紙を剥がし、パテで平らにする作業です。
下地作りのポイントだなと思ったのは、こんなところです。
- できるだけ裏紙が残るように、丁寧にはがす
- 裏紙が浮いているところはめんどくさがらずにちゃんとはがす
- 細かくはがさず、大きくはがしていく
- 大きな段差ができた場合、パテは2回塗るつもりで、1回で仕上げようとしない
壁紙を5~10センチほど長めに切って糊を塗る
下地ができたら壁紙を貼っていきます。
基本的には縦方向に貼っていきますが、無地の壁紙については場合によっては横方向に貼っても構わないみたいです。
壁紙を貼る場所の長さを測り、5センチほど長めに切って、糊を塗ります。
糊の塗り方と壁紙の折りたたみ方は先ほどの動画の、14分18秒のところを参考にしました。
裏面に貼るテープは、私は使いませんでした。
私も最初はこの動画にならって刷毛で糊を塗りましたが、糊付けには目の浅いくし目ヘラを使うほうが良かったです。
くし目ヘラはいつの間にか持ってました^^。
↑これです。
糊を塗って折りたたんだら、10分ほどそのまま置いておきます。
これをオープンタイムというらしいですが、目的は壁紙に糊をなじませることだそうです。
水分を吸った壁紙は、やわらかくなり、少し伸びます。
そして、糊が乾くとともに元の大きさに戻ろうとして、ピンと張ってくれます。
壁紙を貼る
オープンタイムを取ったら、壁紙を壁に貼り付けながら、ぴったりのサイズに切っていきます。
この手順は、先ほどの動画を参考にされるのが一番わかりやすいと思います。
隅の切り方は、34分18秒あたりからです。
2枚の壁紙をきれいにつなげる方法については、44分35秒あたりからです。
隅や継ぎ目の部分にコーキング
壁紙を貼り終わったら、ジョイントコークを使って、隅の切った部分や壁紙同士をジョイントした部分をコーキングします。
きれいにコーキングするコツはこの3つだと思います。
- ジョイントコークのノズルの先を45度くらいでカットする
- さらにノズルが入隅に入りやすいように、ノズルの側面を削る
- コーキングをならす際は、テーブルダスターを指に巻いて丁寧にならす
これをやり始めてから、きれいにコーキングできるようになりましたから、おすすめです。
コーキングも慣れが必要ですが、このジョイントコークは水性なので、失敗したら水で濡らしたきれいなテーブルダスターでふき取ってしまえば、やり直せます。
壁紙貼りで失敗しやすいポイント
基本的に動画で言われていることを守れば、壁紙は貼れると思います。
ただ、最初はたくさん失敗しました。。
私がした失敗はこちら!(笑)
- 折りたたんだ壁紙を伸ばす際に破ってしまう(片手の指だけで壁紙を持ってしまった)
- 隅の部分を抑える際に破ってしまう(最初は指で押さえてある程度折り目を付けてから、竹ベラを使うことで改善した)
- ドアの木枠などの複雑な部分で壁紙を破ってしまう(ゆっくり丁寧に、指を使うことで改善)
ほんと、最初は壁紙を破いてがっかりしましたが、やっていくうちにコツもつかめますし、気持ちも落ち着きます。
壁紙を丁寧に扱うのが一番大事ですかね。
糊を少し多めに塗れば、乾くまでの時間が稼げます。
ただ、柄物のジョイントはほんと難しいです。
柄が少々ずれていても、全部貼った後で見ればそんなに気にならない程度にはなるのですが、できれば柄物は避けたいなー。
ちなみに、柄物を貼った後で無地のものを貼ると、なんて簡単なんだ!って思えますよ(笑)
壁紙を貼りかえると、一気に印象が変わりますから、満足感を感じられる作業です。
壁紙の貼り替えに使った道具とポイント
壁紙の貼り替えDIYをするために購入した道具を紹介します。
購入したのは、竹ベラ、地ベラ、ローラー、カッター+替え刃、スムーサー、アミノール(のり)、ジョイントコーク、テーブルダスター、ワイドスーパー(パテ)、そして壁紙です。
やってみると分かりますが、仕上がりはカッターの切れ味にかかっています。
カッターはプロ用のものを選ぶべきです!
刃の厚みは薄い方が(0.2mm~0.3mmくらい)仕上がりがきれいになります。
そして、上にも書きましたが、頻繁に刃を折って切れ味を維持すること!これ重要です。
それから、隅っこのコーキングをきれいに仕上げるために便利だったのがテーブルダスターです。
テーブルダスターは、壁紙クロスの接続部や隅っこのコーキング、はみ出した糊のふき取りに使います。
これを指に当ててコーキング部をなぞると、かなりきれいに仕上がるのでおススメです!
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