床下防湿シートの施工方法(DIY)について書こうと思います。
この100万戸建ては、購入時に床下換気扇が壊れており、かなり音がうるさかったんです。
床下換気扇の付け替えも考えたのですが、床下からファンの音がするのはどうも落ち着かないため、住み心地を考えて、床下防湿シートを施工することにしました。
最初に業者さんに見積もりを取ったのですが、業者さんに頼むと約50平米に対して7万円を超える見積もりでした。
しかし調べてみると、DIYで防湿シートの施工だけなら5,000円もかからないということで、DIYで実行することにしました!
また、防湿シートだけでも十分湿気は防げるらしいのですが、DIY低予算でできそうだったので、ついでに調湿材にも挑戦してみました。
作業自体は、特別な技術も必要なく簡単でしたので、床下湿気対策をお考えの方はぜひDIYに挑戦してみてください。
実際やってみたら簡単だったとはいえ、DIY経験の浅かった私ですから、施工前にいろんな方にアドバイスを求めました。
とりあえずホームセンターの店員さんに相談すべし
特に、ホームセンターの店員さんには助けていただきました。
防湿シートを選んだり、施工用のテープを選んだり、材料は相談したナフコの店員さんが選んでくださいました(^^)
当てのない人は、とりあえずホームセンターの店員さんに相談すべきだと思います。
ナフコの店員さんに感謝!
防湿シートと調湿材の施工方法
防湿シートの施工方法は簡単ですが、1つだけ注意点があります。
それは、隙間を作らないこと。
- 束(つか)のところで隙間を作らない
- シートとシートはじゅうぶん重ねる
この点を注意すれば、あとは防湿シートを敷いてはテープで留めるだけの簡単作業です。
調湿材は、パッケージに書かれたとおりに袋を引き裂いて設置するだけ♪
ただし、調湿材の施工方法についても、1つ注意点があって、土の上に調湿材を直接撒くのは効果が低いそうです。
ですから、まず防湿シートを敷いて、その上に調湿材を置く方法にしました。
この注意点を守れば、特別なテクニックも必要ありませんから、DIY初心者の方でも、ぜひやってみてくださいね。
防湿シート施工の参考にしたサイト
初めての作業だったので、やり方はホームセンターの店員さんに聞いたり、インターネットで調べました。
そのなかで、防湿シートの敷き方で一番わかりやすく、参考になったサイトを紹介しておきますね。
防湿シートの施工方法 フローリング&床材専門店 床材屋
防湿シートの選び方
ホームセンターの店員さんから教えてもらったことをそのまま紹介します。
使った防湿シートは、実は普通のビニールシートです。一応、防水防湿と記載のあるものを選びました。
ホームセンターの店員さんのアドバイスでは、ビニールシートの厚みは0.05mm以上、農業用のものでよいそうです。
↓こんな感じの、透明のシートをホームセンターで購入しました。
それから、ビニールシートを貼り付けるためのテープも購入しました。(写真見つからず・・)
テープは、水に強く、高耐久の高いものを、ホームセンターの店員さんに選んでいただきました。
調湿材の選び方
調湿材にもいろいろ種類があるようで、素材でいうと、
- 炭
- ゼオライト
- シリカゲル
の3種類がありました。
どれが優れているのか?
ホームセンターの店員さんに相談したり、インターネットで調べたりしましたが・・
正直、調湿材の優劣については、はっきりしたことはわかりませんでした。
というのも、いろんな人がそれぞれの都合で書いてて、比較にならないんですよね。。
- 炭やゼオライトにはカビが生える
- シリカゲルは吸湿効果はすごいけど放湿しにくいのでいずれ限界が来る
- 水を吸うだけなら単に石灰をまくのが低コスト
結局、素材に関してはそれぞれ一長一短で優劣無し、と考えることにして、総コストが最も低かったシリカゲルを購入しました。
防湿シートと調湿材の施工をやってみた感想
実際やってみてですが、DIY初心者の方でも十分にできる作業だなと感じました。
また費用についても、業者さんに依頼すると7万円(防湿シートだけで)かかるものが、DIYなら防湿シート+調湿材でも2万円あればおつりが来ます。
作業の時間も床を解体した後だったこともあり、1時間程度ですみました。
もちろん、床のある状態だったら、もっと時間がかかったと思います。
ただ、ボロ物件は、床自体が傷んでふわふわした物件も多いので、床を一度解体することも多そうですし、湿気が心配な場合は、床を解体したついでに防湿シートを施工ってのも、いいかもしれませんね。
参考になりました