古い建物は少なからずゆがみが生じているもの。。
ドアを閉めようとすると枠に当たって閉まりづらいことがあると思います。
これが意外と簡単に調整できる方法があるので紹介します。
ちなみに、このやり方で解決するのは、開き戸を開け閉めした際に、ドア枠とドアの上部もしくは下部が当たってしまう場合です。
まず最初にゆがみの特徴を確認する
私の物件では、ドアの下部が枠に当たって閉まりにくい状態でした。
絵にするとこうです。
単純に考えると、ドアや枠を削ろうって思っちゃうんですけど、
よく考えたらこの状態って、ドアが枠に対して時計回りにずれて取り付けられてる状態に似てるんです。
てことは、ドアを反時計回りに少し回してやれば、開け閉めしても当たらない状態に戻せるんです。
逆に、ドアの上側が枠に当たってしまう場合は、ドアを時計回り方向に少しずらしてやれば、改善になります。
蝶番に板を挟んでドアを回転させる
理屈はこのくらいにしておきます。
具体的な調整法は簡単で、蝶番の部分に板を挟んでやればOKです。
ここからは写真になります。
まずは蝶番のネジを回して、ドアを外します。
↑こんな感じの、薄い板を作って、
↓蝶番の土台になるように、溝の部分にはめ込みます。
↓あとは、板と一緒に蝶番をドアに再度取り付けて完成です。
はさんだ板の厚みの分だけ、ドアが反時計回りにずれたイメージがわかるでしょうか。
ドアの上部が枠に当たってしまう場合は、上側の蝶番で同じことをして、ドアを反時計回りにずらせばOKです。
たったこれだけで、ドアが軽く開け閉めできるようになりますよ。
頑張ってドアを削るより、ぜんぜん簡単なのでおすすめです。