今年の夏は暑かったです。
記事を書く気力が起きず、仕事も控え、今後の戦略を練るとか、メールでいただいた問い合わせに返信する程度しか活動していませんでした。
うん。私、行動力無いみたいです。
そんな暑い夏も過ぎ、涼しくなってきましたので、何か書こうと思っていたところ、
先日から記事にもしている、滞納者(破産予定)が、退去するという話が届きました。
ということで、さっそく本日、部屋の中がどうなってるのか確認をしてきました。
ここまでの経緯
ちなみに、これまでの流れを簡単におさらいしておくと、こんな感じです。
私の親のアパートで滞納が発生(10か月)
↓
契約者がお亡くなりになる
↓
連帯保証人(後に、生活保護受給者だということが発覚)相手に、民事調停で滞納家賃を取り戻そうとする
↓
連帯保証人には他にも多額の借金があることが発覚し、滞納家賃を取り戻すどころか、破産手続き開始
ということで、
滞納家賃をこの人から取り戻すことは絶望的な状況です。
滞納家賃は、まだ別の人(契約者の相続人)から取り戻せる可能性は残っているものの、
まだ契約者の相続人に対しては何もアクションを起こしていません。
ひとまずは、ことを荒立てず、一刻も早く部屋を明け渡していただけるよう、相手方弁護士と調整を行っていたところでした。
この夏の豪雨災害の影響もあり、役所の動きが悪く、思ったより時間がかかってしまいましたが、
やっと退去していただけた。
こんな状況です。
部屋の中はどうなっているのか・・
この滞納部屋、プチごみ屋敷の状態で長期間放置プレイされておりましたので、内部の状況には非常に不安を持っていました。
床が腐っているのでは?
壁にカビが生えているのでは?
さまざまな不安を抱えつつ、ドキドキしながら内部へ突入です。。
内部の状況
結論から言うと、思ったより状態は良かったです。
壁紙が湿気ではがれてしまっていたり(入居前に職人さんが貼りかえたばかり)
壁が破損していたり、(同じく張り替えたばかり)
たたみに取れないシミがあったり(入居時に新しいたたみに入れ替えたばかり)
たたみが残念な状態だったり(同じく入居時に入れ替えたばかり)
クッションフロアに何かわからない色が付いていたり、
こんな感じで、内装はボロボロで修繕範囲は広いですけど、
木部や構造体は無事みたい。
今まで見てきたボロ物件に比べたらたいしたことないです。
(ボロ物件が基準で良いのか?)
ま、何はともあれ、これなら再生できます
ひとまず、落ち着いて修繕箇所のピックアップを行い、
原状回復費用の見積もりを作って弁護士へ送ろうと思っています。
ま、相手は破産するはずなんで、払ってもらえないんでしょうけど。
別の残念なお知らせ
(ま、終わったことはしょうがないので、これからまたリフォーム(原状回復)と客付け頑張ろう!)
と思いつつ、
ターゲット入居者を想像しながら部屋の測量をして、帰ろうとしたそのときです。
不動産屋さんから着信が。。
名前を見ると、1号戸建を仲介してくださった不動産屋さんからでした。
(あれ?この滞納アパートとは関係ないはずだけど・・なんでここにいることが分かったんだろう?)
と、一瞬わけのわからない混乱を覚えたあと、
(あ、これきっと、何か別の悪い知らせだ)
と我に返って、電話に出ました。
(退去かな・・?)
そしたら、
「1号戸建なんですけど、入居者さんから連絡がありまして、どうも、階段が劣化して、板が落ちたらしいです。入居者さんの電話番号を教えますので確認してください」
って。。
(階段が腐って落ちる?そんなことってあるの?・・ま、退去よりましか。。)
さっそく入居者さんに電話したところ、
階段の上の方(2階に近い位置)の板が1枚、腐って落ちたというお話。。
とりあえず1段飛ばせば2階に上がることはできるから、大丈夫とのこと。
(お怒りじゃなくてよかった・・)
「ご迷惑おかけして申し訳ありません。ただ今日は遠出してて行けないので、ひとまず明日、状況を見させていただけますか。それから対策を考えさせてください。」
とお伝えして、今日は電話を切りました。
うーん。
しかし、劣化して階段が落ちるって、そんなことあるんでしょうか?
私の人生経験からは想像もつきません。。
もし本当に階段が腐ってて広範囲に影響がでていたたとしたら、DIYで直すのは厳しいかもしれませんね。。
という感じで、今日は久しぶりに不動産活動ぽいことをした日でした。