この週末に、浴室のリフォームを行いました。
前回のブログで、バスパネル貼りをいっしょにやりませんか?
とお誘いをしておりましたが、結局一人でやっちゃいました(笑)
連絡くださった方も遠方だったり先日の豪雨災害で交通手段がなかったりw
(手を挙げてくださった方々、ありがとうございます^^)
という理由よりも、資材が届いたら我慢できなくてやっちゃったってほうが強いかもしれませんがw
今後はもっと早めに告知しますね・・
というか、見に来たい方いつでもいらっしゃい!ってことにしますねっ
(もちろん、逆に、手伝いに来いよ!ってのもアリっす)
アルパレージ施工ビフォーアフター
まずはビフォーアフター画像からです。
これがビフォーで、
![2018-05-17 10.57.35 2018-05-17 10.57.35](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-05-17-10.57.35.jpg)
こっちがアフターです。
![2018-07-21 21.50.35 2018-07-21 21.50.35](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-21-21.50.35.jpg)
まだ水栓器具の取り付けができてませんけどね。
バスパネルを貼ったのは、水色のタイル部分のみです。
壁の上部や天井のモルタル部分は塗装しました。
床部分はバスナフローレというシートを貼り付けています。(ほかの現場で余ったやつを適当に)
中途半端ですけど、タイルが割れてボロボロの状態よりは良くなったのではないかと思っています。
![2018-05-17 10.57.46 2018-05-17 10.57.46](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-05-17-10.57.46.jpg)
かかった時間と費用
完成までにかかった時間は、1日半程度。
暑い時期なので休み休みやったりホームセンターで涼んだり、あとはエアコンの取り付け業者さんの対応をやってたりしたので、
実働は5時間~6時間くらいだと思います。(休憩しすぎ)
費用は、
バスパネルが3枚で39000円
見切り材が7400円
両面テープや接着剤が14700円
で、合計61100円(税抜)でした。
税込みで約66000円です。
自分の作業時間の費用は・・娯楽なのでゼロと言うことで。
職人さんに依頼すると、全部で15万円くらいって言ってました。(詳細な見積もりではありません)
ちなみに、「今回もユニットバスを30万で入れてよ」って無邪気に言ってみたら、
「無理」って冷たくあしらわれて泣きました。
こんな経緯からのバスパネルでございます。
バスパネル関連部材の確認
今回、初めてのバスパネルということで、まずは届いた部材の確認をしました。
どんな仕組みになってるのか、実際に手に取るまでいまいちわかってなかったので・・
今回購入したのは、フクビ化学工業さんの、アルパレージというバスパネルです。
なぜか肝心のバスパネル自体の写真を撮ってないので商品画像を載せておきます。
実際目の前にすると、かなり大きいです。
あと、思ったより柔らかく、ぐにゃぐにゃしている感じで、縦方向に立てかけると折れてしまいそうな感じでした。
あと、アルパレージ同士は、こんな感じでかみ合うようになってます。
![アルパレージ接合部 アルパレージ接合部](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/996e7f3b9963.jpg)
それから、アルパレージ専用の両面テープと接着剤も買いました。
![2018-07-20 10.56.02 HDR 2018-07-20 10.56.02 HDR](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-20-10.56.02-HDR.jpg)
この1セットで約6500円くらいでした。
両面テープは、仮止め用(接着剤が固まるまでの補助)なので、ホームセンターなどに安いのがあればそれでも良さそうです。
ただ、ある程度厚みのあるテープを選ばないと、壁との接着が弱いかもしれません。
それから、各種見切り材です。
これは入隅用の見切り材ですが、オス(白い方)とメス(黒い方)に分かれています。
![2018-07-20 10.58.39 2018-07-20 10.58.39](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-20-10.58.39.jpg)
メスを先に壁に貼り付けておき、バスパネルを貼った後でオスを差し込んで留める仕組みでした。
↓こんな感じで、差し込めるようになってます。
![2018-07-20 10.58.58 2018-07-20 10.58.58](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-20-10.58.58.jpg)
他の見切り材も同じ仕組みでした。
![2018-07-20 11.07.01 2018-07-20 11.07.01](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-20-11.07.01.jpg)
施工手順
部材の仕掛けがわかったところで、施工に着手です。
施工手順書(と言うほどではないが)が付いているので、それを確認しながらの作業です。
![アルパレージ説明図 アルパレージ説明図](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/e0a528073be1.png)
見切り材の貼り付け
まずは、見切り材のメスを、接着剤を使ってタイル壁に貼り付けていきました。
![2018-07-21 08.57.19 2018-07-21 08.57.19](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-21-08.57.19.jpg)
見切り材同士が重なる部分ですが、垂直方向の見切り材を床面まで届く長さにし、水平方向の見切り材はそれに当たらないように短めにカットしました。
バスパネルのカットと仮置き
次に、バスパネルをカットします。
見切り材で作った枠にはまる大きさをメジャーで測りながら、向きに気を付けながら(接合部がかみ合う方向に)カッターナイフで切っていきました。
![2018-07-21 10.04.57 2018-07-21 10.04.57](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-21-10.04.57.jpg)
カッターナイフで2~3回傷を入れ、半分くらいまで切ってやると、手で折り曲げることができます。
折り曲げたら、もう一度カッターナイフで切り離します。
カッターナイフは必ず表の面から入れ、折り曲げるときは表の面が山側になるように折ります。
少し大きめに切ってから、カンナで削ってサイズを合わせると良いと思います。
![2018-07-21 10.15.57 2018-07-21 10.15.57](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-21-10.15.57.jpg)
仮置きした時に、マスキングテープでマーキングして、位置を確定しました。
![2018-07-21 10.16.09 2018-07-21 10.16.09](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-21-10.16.09.jpg)
↑隣り合うパネル同士も、位置関係をマーキングしました。
が・・
正直、この工夫は不要でした。
実際貼る段階になって、決めた位置に貼ることなんで不可能に近いですw
なので、隣同士のアルパレージがきちんとかみ合うようにしつつ、
パネルの大きさは、若干小さめにカットして貼り付け時に余裕を持たせた方がよさそうです。
あとですね、
すべてのバスパネルをあらかじめカットしておく必要は無かったです。
1枚をカットして貼り、次をカットして貼る、という感じで、1枚ずつ固定していった方が、サイズ間違いを防げそうです。
なので私、この写真の面だけ先にカットして、その他の面は固定しながら貼っていく方法に切り替えました。
バスパネルの貼り付け
カットしたバスパネルの貼り付けです。
![2018-07-21 11.37.21 2018-07-21 11.37.21](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-21-11.37.21.jpg)
こんな感じで、両面テープの内側と外側に、たっぷりと接着剤を塗り、
貼り付け位置を見定めてから、えい!って貼ります。
両面テープが強力なので、1度貼り付けてしまうと貼り直しが効かないくらい固定されてしまいます。
なのでこの貼り付け作業だけは2人以上で作業した方が良かったです。
特に大きなパネルを貼るときは絶対に1人でやらない方がよいと思います。
蛇口の部分は貼る前に穴をあける
水栓器具を取り付けるために穴をあける必要がありますが、ここは慎重に行いました。
失敗したら見栄えが悪いですからね。。
まず、メジャーで穴の位置を測って位置を特定します。
で、その特定した位置に、下地探しの針で穴をあけて確認しました。
↓これです。これで穴をあけて貫通させてから、横からのぞき込んで位置を確認しました。
で、位置が決まったら、ホールソーで穴をあけます。
私が使ってるのはこんなやつです。刃を付け替えればいろんなサイズで穴をあけられるので、便利で重宝してます。
で、穴をあけた後がこちら。
![2018-07-21 14.47.07 2018-07-21 14.47.07](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-21-14.47.07.jpg)
そう!
慎重にやったにもかかわらず、右側の穴はずれてしまってましたw
意味ねぇ~~~
仕方ないので、やすりでちまちまと削って、あとで隠せる程度に穴を広げました・・
見切り材のオスを取り付けてコーキング
パネルを貼り終えたら、見切り材のオスを取り付けて、隙間をコーキングして終了です。
壁と床の接点、見切り材の隙間、モルタルとタイルの段差部分、浴槽とパネルの隙間、あらゆる隙間をすべてコーキングです。
![2018-07-21 21.50.35 2018-07-21 21.50.35](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-21-21.50.35-1.jpg)
ちなみに、コーキングした後のマスキングテープは、棒に巻き付けながらはがすと早いです。
![2018-07-22 21.31.57 2018-07-22 21.31.57](http://2103104.net/wp-content/uploads/2018/07/2018-07-22-21.31.57.jpg)
水あめみたいでしょ。
このリフォームで使用した資材と道具
最後に、今回使用した資材と道具を書きます。
資材は、いつものように、すべて楽天で安いのを探して購入しました。
道具は、
- カッターナイフ
- 定規
- 巻き尺
- カンナ
- 電動ドライバ(ホールソー)
- ヤスリ
です。
巻き尺は、自動的にロックされて裏にもメモリがあるやつがお勧めです。
私が使ってるのはこれです
タイヘンな作業ではない
やってみての感想ですが、道具さえあればできない作業ではありません。
特に危険なこともありませんでしたし。
難しいのは、穴あけの位置決めと、バスパネルを貼り付ける瞬間だけですかね。
あ、コーキングは漏れなく。
水が漏れると建物や入居者さんが危険な目に。。
水漏れのことを考えると、ユニットバスに入れ替えた方が良いと思いますが、
費用の問題もありますから、とりあえずしのぎたい場合はバスパネルで良いと思いました。
参考になれば幸いです。